BLW離乳食のアレルギー対応はどうしたらよいのかわかりませんよね。
BLWでは大まかな方針はありますが、細かく指導がなされているわけではないので
困ってしまうママさんも多いと思います。
しかしながら、食物アレルギー発症は増加傾向にあり、年齢が低いほど発症する率が高くなります。
私の考えではありますが、心配な方はアレルギーに関しては、あげる時期・量は厚生労働省の基準を
参考に進めるのが安全ではないかと思っています。
厚生労働省のHPより、離乳食を進めるスケジュールを分かりやすくまとめたPDFをご紹介します。
https://www.mhlw.go.jp/content/000808867.pdf
次に安心してBLWを進められるよう、アレルギー食材の進め方について
分かりやすくポイントをしぼってまとめました。
特に注意すべき3大アレルゲンとは
乳幼児がアレルギーを発症する食材の2/3は鶏卵、小麦、牛乳となっています。
これが3大アレルゲンです。
年齢が低くなるほど、この3食品で発症する割合が高くなります。
全てのアレルギー食品に対して、アレルギーチェックを行うのは現実的ではないので
この3大アレルギーを特に注意してBLW離乳食を始めるのがいいと思います。
参考文献:保育所におけるアレルギー対応ガイドライン
厚生労働省 (2019年改訂版)2019年4月
BLW離乳食 食物アレルギー対策5選
【ポイント❶】症状がでた時のために、 病院が開いている午前中に実施する。
症状が出た時に、直ちに病院へ 行けるよう、診察ができる時間帯に 食べさせるのが安心です。
病院は事前に確認しておくと あわてずにすみます。
【ポイント❷】初日は少量あげて、1日様子を見る。
初日はひとくちのみにして、 様子をみました。
しかしながら、BLWは赤ちゃんが自分で 食べる食事法なので、実際はそれほど
口に入ることはないと言われています。
初日は体調の変化に注意して、 見守ってあげてください。
【ポイント❸】1日にためすアレルギー食品は 1種類のみにする。
もし発症した場合、どの食材で アレルギー反応が起こったか 特定するために、
試すのは1日に1種類にしましょう。
【ポイント❹】皮膚に症状がでるのを防ぐため 口のまわりは保湿しておく。
食事前に口のまわりに保湿薬を 塗って皮膚をガードしてあげて下さい。
肌が乾燥し荒れていると、 症状がでやすくなるので 日ごろから保湿薬などで ケアをしてあげてください。
ベビー用のワセリンが安心でおすすめです。
【ポイント❺】心配なことがある場合は医師に 相談のうえはじめる。
家族にアレルギーの方がいる、 赤ちゃんに持病があるなど、 他にも小さなことでも心配なことがある 場合は
お医者さんに相談してから 進めて下さい。
もし、症状がでた場合は直ちに病院で 診察を受けて下さい。
保育園の給食について
保育園から、事前に自宅で食べてアレルギー反応が起きないか
確認してほしい食材をお願いされることがあると思います。
私は我が子が健康であったのと、食事に関して今まで特に問題がなかったため
保育園でお願いされた月齢で指定された食材を自宅で食べて確認しました。
心配なことがある場合は保育園と相談のうえ、対応をすり合わせて進めることをお勧めします。
まとめ
我が子はアレルギーがある家族なし、出産時の異常なし、持病なしで健康でした。
さらに、BLW離乳食は進めるにあたって細かい決まりが少ないため
3大アレルゲンに注意しながらも、大胆に進めました。
しかしながら食物アレルギー発症は増加傾向にあり、BLW離乳食であっても
食物アレルギーに関しては食べる時期・量は厚生労働省の基準を参考に進めるのが
安心ではないかという考えに至りました。
また、実際にアレルギーチェックをする場合は、5つのポイントを参考に進めてみて下さい。
安心・安全にBLW離乳食を楽しみましょう。
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