BLWどうなの?
3人子育中ワーママの実体験! BLW離乳食を分かりやすく解説!

BLW離乳食
分かりやすく解説!

0歳育児の真っ最中に始まる離乳食。

離乳食ってママが大変な思いをしなきゃいけないものなのでしょうか。

細かい離乳食の決まり。作っても食べてくれない。
育児で疲れた身体にさらに追い打ちをかけるストック作り。
私はとてもしんどかった。

ママと赤ちゃんが自然体でいられる食事って無理なのでしょうか。

そんなことはありまんせん。私は7年ぶりに第3子を出産しました。

振り返れば第1子、第2子の育児は、体力的にも精神的にも、とてもきついものでした。

同じ経験を繰り返したくないと思い、決めたのが

「頑張りすぎない。頼れる人や文明の力は多いに活用する!」

でした。

そんな中、知ったのが赤ちゃん主導の離乳法「BLW」でした。

今までの常識を覆す内容に驚きましたが、私は迷うことなく「BLW」で育てると決めました。

「BLW」を始めて気持ちに余裕ができ、赤ちゃんと一緒に食事を楽しむ時間が増えました。

この記事を読んで「BLW」をもっと詳しく知りたい方、実際そんなに上手くいくの?保育園に通いながらできるの?と疑問がある方の解決につながれば幸いです。

私の実体験を踏まえながら説明していくね。

目次

BLW離乳食って何?

BLWはイギリスの助産師で保健師のジル・ラプレイさんによって提唱された、赤ちゃん主導の離乳法です。

では、赤ちゃん主導というのはどういうことなのでしょうか。

どう食べるかは赤ちゃんが決め、赤ちゃんは食事を通して、自分で考え失敗を経験して学んでいく

ということです。

従来の離乳食は親が離乳食を作り食べさせる、親が主導の食事法であることに対し

BLW は親が離乳食を用意し一緒に食べる、赤ちゃん主導の食事法です。

引用元: 一般社団法人 日本BLW 協会著「BLW(赤ちゃん主導の離乳)を始めよう!」原書房 

赤ちゃんのために、手間のかかる離乳食を作る必要もありません

家族の食事の材料から、または簡単なストックから赤ちゃんが食べられるものをテーブに置くだけ!

空いた時間は赤ちゃんとのふれあいの時間、ママのいやしの時間に使って欲しいです。

手づかみかスプーンで食べるかの決まりもなく、それを決めるのは赤ちゃん!

家族が食べている家庭料理が安全で体に良い健康なものであれば、だいたいの食材は6ヶ月の赤ちゃんでも一緒に食べられるよう工夫することができます。

引用元: 一般社団法人 日本BLW 協会著「BLW(赤ちゃん主導の離乳)を始めよう!」原書房 

BLW では「離乳食を用意」となっているのは、わざわざ離乳食を
頑張って作る必要はないよ、という意味が込められていると感じたよ。

BLW離乳食 のメリット5選! 一般的な離乳食と比較して発見

BLW離乳食 と一般的な離乳食の比較

BLWには赤ちゃん・家族にとってメリットが盛りだくさん。
なぜかというと、下の比較表を見てみてね。

スクロールできます
ストレス 赤ちゃんの目線食事の様子メニューストレス
BLW赤ちゃんが主導
・どんな風に食べる?
・食べる量は?
・スプーンは使う?
 など
赤ちゃんが決める。
(赤ちゃんが自分で食べる)
赤ちゃん:自発的に食べる。
→赤ちゃんの目線
 食べ物に目線がいく。
赤ちゃんに食べさせている
人はいない
(親)自分の食事を楽しむ
(赤ちゃん)親や兄弟の

食べている様子を見て
食べ方、食器の使い方を学ぶ。
一緒に食卓を囲み
 赤ちゃんは見て学ぶ。
たくさんの異なった
形、色、舌ざわり、
味を経験する。
固形のメニュー
 多いため)
赤ちゃんの食事作りの
労力が少ないため、
食べてくれなくても
親のストレスは低くなる。
一般的な
離乳食
親が主導
(親がスプーンで与える。)
赤ちゃん:親に食べさせて
     もらう。
→赤ちゃんの目線 
 親に目線がいく
親が赤ちゃんに
かかりっきりになる。
一緒に食事ができない
ことが多い。
赤ちゃんだけ
先に食べさせ、
後から親が食べる。
食材の原型がわからない。
ペースト状のメニュー
 が多いため)
一生懸命作って、
食べてくれないと
ストレスは高くなる。

比較したことで見えてきたBLW離乳食のメリット5選!

【メリット①】多くの事を学ぶ機会が得られる。
 赤ちゃんが自ら進んで経験を積むことができるため、自信がつき挑戦する意欲が高まる。

【メリット②】指先をよく使う。
 指先を動かし食材を触って自ら口に入れることで、さまざまな感覚を得ることができ知育につながる。

【メリット③】ストレスからの解放。
 離乳食を作るストレスや、赤ちゃんが食べてくれない時のイライラから解放される。

【メリット④】赤ちゃんとの時間が増える。
 離乳食を作る時間が減るため、その時間をママのお休みの時間、赤ちゃんとのふれあいの時間に使える。

【メリット⑤】赤ちゃんも家族と一緒に食事ができる。
 赤ちゃんも一緒に食卓を囲み、家族だんらんの会話も増える。

BLW離乳食にすることで、このようなメリットがあるのは嬉しいことですよね。

忙しいママにとって、心強いことだと感じたよ。

BLW離乳食のデメリットとは

BLW離乳食にはもちろんデメリットもありますがうまく対応すれば、
デメリットもクリアできるのではないかと思います。

【デメリット①】食材が散らかり、服も汚れる。

チラシを床に敷いたり、大きなエプロンを使ったり工夫してみなさんやっている様子です。

後片付け方法を固定化してルーティーンにすると時間短縮であまり苦にならずに進められますよ。

【デメリット②】食材がもったいないと思うことがある。

始めた当初は食材をひたすらなめて観察して、ほとんど食べずに終わります。

食材が無駄になっていると思う瞬間があると思います。

それは無駄になっているわけではく、赤やんの大切な経験を得るのに必要なんだと思って、自信を持って続けました。

【デメリット③】周囲の理解を得るハードルが高い。

BLW離乳食は新しい考え方です。まだあまり知られていません。

従来の離乳食が根付いている中で、周囲の理解を得るのはハードルが高い気がしてしまいますよね。

私自身も保育園に説明するのは勇気がいりました。

でも子育をもっと楽しいものにしたいと思って、小さな一歩として頑張りました。

色々な考え方があるので、全ての人に受け入れてもらう必要はないと思います。

大事なのはママが納得して進めているか、赤ちゃんに合ってるかだと思います。

話をしてみると、意外と興味を持って聞いてくれるよ。

BLW離乳食を実際にやってみた!

【実践】BLW離乳食の赤ちゃんの目線

BLW離乳食初日。我が子は始めてみる食材に興味がわいて、目線はにブロッコリーに集中していました。

一生懸命、つかもうとして手から滑ったり、力を入れすぎて潰してしまったり、

手で食材を引きちぎったり、口に入れてかみかみしたり、熱心に初めて見る食材を調べていました。

ひとかけらも食べられていないような気がしましたが、全て我が子主導で食事を完了しました。

これでよしっ!

【実践】BLW離乳食における食事中の家族の役割

慌ただしい時もありますが、我が子の様子をみながら、私自身も家族と会話をして食事を楽しんでいます

育休中は家族が出勤・学校へ行き静かになってから、2人で「おいしいねっ。」と言いながら朝の食事を楽しむことがほとんどでした。

家族は赤ちゃんを自然に受け入れ、赤ちゃんが挑戦していることを見守るだけでOKです。

赤ちゃんと一緒に、普通に食事ができるなんて不思議な気持ちでした。
上の2人の子ともの時では、なかった感覚でした。

BLW離乳食 最初に何をすればいい?

BLW離乳食は赤ちゃん主導ということでしたが、具体的に何をすればよいのでしょうか。

まずは「環境の準備」それから「赤ちゃん自身の準備」双方が整って始めるのがいいと思います。

離乳食開始の半月〜1ヶ月前ぐらいからちょっとずつ準備を始めると気持ちに余裕がもてていいと思います。

詳しくは下記の記事をご覧ください。

安全に行うために

赤ちゃんがまっすぐ座れているか確認しましょう。

ナッツ類は避けましょう。

ぶどうやチェリーなどの小さな果物は半分に切り、 種は取り除きましょう。

赤ちゃんを預ける場合はお世話をする人にBLWがどのようなものか説明しましょう

食事の際は絶対に目を離さないようにしましょう。

BLWは赤ちゃん主導で行うものですが決して1人にして目を離していいわけではありません。

※ 注意

食物不耐性、アレルギーまたは消化器疾患の家族歴がある場合、または赤ちゃんの健康や発達に関する不安がある場合は、BLWの導入についてかかりつけの小児科医と話し合ってください。

引用元: https://babyledweaning.or.jp/about_blw/ 一般社団法人 日本BLW協会 公式HP

窒息についても心配になりますよね。

窒息は食事中とは限りません。BLW離乳食の実施関係なく、動画やお近くの消防署で自習しておくことをお勧めします

窒息対応の動画は一般社団法人 日本BLW協会 公式HPにも掲載されています。

日本BLW協会さんで定期的にオンラインの窒息セミナーも開催しています。

安全な環境づくり、赤ちゃんの様子、
食材の選び方などBLW離乳食に限りらず、
注意すべき点は同じだよ。
必ず事前に確認だね。

BLW離乳食についてのまとめ

今回はBLW離乳食の概要をまとめました。

実際に行う場合は、現状の生活に合った柔軟な考え方で臨機応変に実施していくのがいいと思います。

ただ、守ってほしいのが「赤ちゃん主導」であること、

またBLW離乳食に限りませんが安全対策は必ず実施して下さい。

どう進めていけば良いのか、もっと詳しく知りたい方は他の記事も参考にしてくださいね。

実際に私が行った体験をベースに、保育園に通いながらでも実施可能なBLW離乳食をお伝えしています。

今回の記事がみなさまのお役に立てましたら、私も嬉しいです。

BLWを楽しみましょう!

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